障子のお困りごとでお問い合わせがありました【金沢屋河内山本店】
2021/04/09
障子紙を食べる虫、紙魚(シミ)について
当サイトをご覧いただきありがとうございます。ふすま・障子・網戸・畳の張替本舗金沢屋河内山本店です。
先日、八尾市のお客様から数年前から障子紙を虫に食べられて困っているとご相談を受けました。
犯人は紙魚(シミ)という何とも気持ちの悪い虫。写真はやめておきますね。
暖かくて湿度の高い場所を好む8mmから1cmくらいの虫で寿命は7~8年、何も食べなくても1年くらい生きるそうです。
好物はホコリや糊の付いた紙。なるほど、障子紙は大好物ですね。
見つけた場合は、ホウ酸団子や普通の殺虫剤で駆除できるのですが、小さなお子様がいるお宅ではホウ酸団子は少量口にするだけでも危険なので要注意です。
侵入を防ぐにはとにかく隙間を埋めること。壁のヒビや建具の隙間などはしっかり修理することが予防になります。
また、ラベンダーの香りが苦手ということなので侵入経路にアロマオイルを塗るのも効果があるそうです。
乾燥に弱いのでお天気の良い日の虫干しや、ホコリをためないこまめなお掃除も効果的です。
参考になりましたでしょうか?
食べられてしまった障子は張り替えましょう
当然ですが、当店では張り替えの際にはきれいに洗って乾燥させてから張り替えていますのでご安心下さい。
そして、また紙魚(シミ)がやってきて食べらても少しでも長持ちするよう厚めの障子紙やプラスチック強化紙への張り替えをお勧めいたします。
障子紙の種類についてはメニューページをご覧ください。