梅雨のジメジメ、畳のカビ大丈夫ですか?【金沢屋河内山本店】
2024/06/09
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ふすま・障子・網戸・畳の張替本舗金沢屋河内山本店です。
畳にカビが生える問題は、特に湿気の多い時期に頭を悩ますものです。この記事では、畳のカビを防ぐ方法や
効果的なカビ取り方法をご紹介します。
畳にカビが生えやすい条件
畳にカビが生えやすいのは、以下の条件が揃ったときです。
① 温度: 室温が20~30度の範囲。
② 湿度: 湿度が75%以上。
③ 空気の流れ: 換気が不十分で空気が滞る。
④ 養分: 畳に溜まるホコリや汚れ。
これらの条件は、畳に使われているイ草の性質とも関連しています。イ草は湿気を吸収しやすく、新しい畳ほど湿気を吸収する力が強いため、特に注意が必要です。
畳に生える主なカビの種類
畳には主に以下の三種類のカビが生えます。
① 青カビ: 食品にも見られる軽度なカビで、特有の臭いを放つことがあります。
② 白カビ: 壁や柱にも生える軽度なカビで、扱いやすい。
③ 黒カビ: 落ちにくい重度のカビで、水気の多い場所でよく見られます。
畳のカビ取り方法
畳のカビ取りは、カビの程度に応じて異なりますが、基本的な手順は以下の通りです。
① 軽度のカビ(青カビ・白カビ):
エタノールやお酢を希釈した液を畳に吹きかけ、20分放置後に拭き取る。
この処理を数回繰り返し、完全にカビを除去します。
② 重度のカビ(黒カビ):
重曹やエタノールを使用して直接カビに対処。
重曹を撒き、その上からエタノールを吹きかけた後、ブラシで擦り、屋外で干すなどして徹底的に清掃
します。
カビの予防方法
カビを予防するためには、以下の方法が効果的です。
① 布団の管理: 布団を畳に敷きっぱなしにせず、定期的に干して湿気を取り除きます。
② 防湿シートの利用: 畳の下に防湿シートを敷くことで湿気を防ぎます。
③ 除湿剤の設置: 特に湿度が高い時期には、和室に除湿剤を置くことで湿度をコントロールします。
④ 除湿機の使用: 電気代はかかりますが、除菌・消臭機能付きの除湿機を使用すると効果的です。
⑤ 換気の徹底: 窓を開けて空気の通り道を作り、部屋の温度・湿度をコントロールします。
⑥ 定期的な清掃: 畳をこまめに掃除することで、カビの養分となる汚れを取り除きます。
畳のカビは見た目だけでなく、健康にも影響を与えるため、定期的なメンテナンスと適切な湿気管理が重要です。上記の方法を取り入れ、快適な和室環境を保ちましょう。
お手入れをしても取り除けないほどのカビが生えてしまったら表替えや新調でリフレッシュしましょう。
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